木村荘八の風景画 浅草十二階(凌雲閣)と浅草六区 最新

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洋画や挿絵、版画や随筆を数多く発表し、各方面で多才さを遺憾なく発揮した画家・木村荘八。1928(昭和3)年作「パンの会」、1932(昭和7)年作「牛肉店帳場」、1935(昭和10)年作「新宿駅」、1936(昭和11)年作「浅草寺の春」などの油絵の他、1937(昭和12)年に担当した永井荷風の小説「濹東綺譚」の挿絵で、絶大なる人気を博しました。また、没後に刊行された「東京繁昌記」も古き良き時代の東京の在りし日の姿を留めた傑作として、高い評価を得ています。生粋の江戸っ子としても知られている木村荘八は、東京下町の風景を題材とした作品を多数発表しています。今回出品する絵画は、浅草十二階(凌雲閣)、行き交う人々で賑わう浅草六区の様子を描いた物。17.8cm×13.8cmと小さな作品ではありますが、当時の喧騒が聞こえてくるような奥行きのある作品です。ちなみに彼は、1934(昭和9)年に竹村書房より刊行された、濱本浩「十二階下の少年達」の装丁も手掛けています。お品は袋と箱に入れて、直射日光の当たらない場所で大切に保管しております。なお、当方は非喫煙者でペットは飼育しておりません。これまで取り扱いには充分に気をつけて参りましたが、いったん人手に渡った物である事をご理解下さいませ。細部は画像でご判断頂き、ご納得頂いた場合のみご購入下さい。#木村荘八#浅草十二階#凌雲閣#浅草六区#明治#大正#風景画

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